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アダルトチルドレンのカウンセリング・相談

アダルトチルドレン(AC)の相談とカウンセリングについて生きづらさ、人間関係、恋愛、仕事という側面から説明いたします。

アダルトチルドレンの意味と特徴

アダルトチルドレンとは問題のある家庭環境で育ったことにより大人になった後も生きづらさを抱えている人を意味する言葉です。

無意識に植え付けられた罪悪感や無価値感により自己肯定感が低く自分に自信が持てないという特徴があります。

そして友人関係や恋愛関係において問題行動を取ってしまったり、仕事がうまくいかなかったり続かないということがあります。

アダルトチルドレンには次のような特徴があります。

  • 自分の価値を感じられず自信が持てない
  • 恋人でも友人でも問題のあるタイプばかり引き寄せる
  • 近親者に見捨てられるのではという不安がある
  • 何をしていても苦痛で楽しめな
  • 不幸でいたいと思う
  • 「死にたい」「消えたい」という気持ちが芽生える
  • 上司や同僚に怒られたり批判されることに脅える
  • 面倒な頼み事でも断るのが苦手で引き受けてしまう
  • 悪い未来ばかり想像してしまう
  • 誰かに認められたいという承認欲求が強い
  • 普段は感情を抑圧しいる分それが爆発すると衝動的な行動に出る
  • 自分の居場所がないという孤独感を持っている

共依存の人間関係

アダルトチルドレンが他者と結ぶ特殊な人間関係の一つに「共依存」があります。

共依存とは「求められることを求めている状態」のことです。

自己評価の低いアダルトチルドレンであっても誰かに必要とされているときだけは自分の価値を感じることができます。

そのため日常の基本的なことさえできない社会不適合者や助けが必要な相手を無意識に求めてしまうのです。

共依存になると相手との心の境界線が曖昧になりやがて相手の問題を自分の問題のように感じ始めます。

こうなってしまう原因には相手の困難な問題に注目することで自分の問題から目を背けられるという事情もあります。

またアダルトチルドレンは罪悪感が芽生えやすいため自分を優先することができずにいつも他者に尽くし犠牲を払います。

断ることが苦手で「NO」と言えないアダルトチルドレンの場合には何度か面倒なことを引き受けているうちにそれが常態化し、やがては「もっと求められたい」という感覚が芽生えて共依存に陥ることもあります。

恋愛における特徴

アダルトチルドレンが恋愛をするとき「恋愛依存症」や「回避依存症」に陥るケースが多いです。

そしてそれぞれの特徴を持つ人間同士は出会って間もないうちに強く惹かれ合い一気に恋愛感情が盛り上がり泥沼化することもあります。

それぞれについて詳しく解説します。

恋愛依存症

恋愛依存症とは過剰なほど恋人に依存し過ぎている状態のことです。仕事や学業、社会生活に支障が出るほどに恋愛関係に没頭しているともいえます。

常に相手のことを考え少し連絡がつかなくなっただけでイライラしたり「見捨てられるのでは?」と情緒不安定になります。

どんなに愛情を伝えられても信用することができずに些細なコミュニケーションの不和によってパニックになることもあります。自暴自棄になり自傷行為を繰り返すこともあります。

恋愛依存症者のパートナーになるのは自分の父親や母親と似た問題のあるタイプであることが多いです。

なぜなら子供時代に満たされなかった愛情や承認欲求を親に似た恋人をつかって取り戻そうとするからです。

また自己肯定感が低いので無意識に「ダメな人なら自分を見捨てないので安心だ」と考えて問題のある相手ばかり恋愛対象にしていることもあります。

見捨てられることへの不安から暴力やモラハラに耐えたりお金を貢いでしまうこともあります。それでも離れられないのです。

愛情と同情の区別がつかないのも恋愛依存症の特徴です。恋愛依存症の対人パターンは女性に多く見られる傾向です。

回避依存症

回避依存症とは恋人と親密になることを過度に恐れる状態のことです。猜疑心や被害妄想が強いという特徴もあります。

支配的で過干渉な親に育てられたことが回避依存症の原因となることが多いです。

恋人から愛情を求められたり束縛されると子供時代の息苦しい記憶が甦るため相手を遠ざけるのです。

恋人と距離を置くために仕事や趣味に熱中したり、自分のプライベートな情報を隠して教えないことがあります。

そして恋人の存在を重く感じると窒息するような恐怖感を覚え急に音信不通にすることも多いです。

恋人に暴力を振るったり、金銭的な搾取をしたり、浮気をしたり完全に放置することもあります。

回避依存症は男性に多く見られる傾向です。一見するとメンタルが強い人のように見えますがそれは恐れの裏返しなのです。

回避依存症者と恋愛依存症者はお互いに強く惹かれ合い別れと復縁を繰り返すことも多いです。

アダルトチルドレンの仕事

アダルトチルドレンであることが仕事に悪影響を及ぼすこともあります。

緊張:過小評価と怯え

アダルトチルドレンは職場において過度な緊張を感じることが多いです。

それは自分の能力を過少評価していることと上司や先輩、同僚にビクビクして怯えてしまうことなどが理由です。

人間は緊張しすぎると体が硬直したり柔軟な思考が生まれにくくなりますからパフォーマンスが低下します。

また「ミスしないように」「叱責されないように」という考えは頭の中で悪いイメージトレーニングをしているようなものですから余計に仕事が出来なくなるのです。

そして失敗をするたびに「自分は仕事ができないんだ」という自己嫌悪に陥りさらに失敗するという負のループを繰り返すのです。

少しのミスも許せない完璧思考

アダルトチルドレンの思考の癖の一つに「白黒思考」があります。物事を白か黒かの両極端に考えてしまう性質のことです。

さらに「べき思考」ともいえる完璧思考もあります。仕事は100%完璧に仕上げるべきと考えているのです。

これらの思考によってほんの少しでもミスをするとその仕事は全て失敗と捉え落ち込んでしまうこともあります。

8割うまくいけば良いという考え方ができないのです。

そのため職場で褒められても「嫌味で言っているのでは?」などと疑心暗鬼が生じてしまうこともあります。

また他人の目が気になるアダルトチルドレンは自分だけ褒められると悪意のある同僚からいじめられたり孤立しないだろうかという葛藤を感じることもあります。

アダルトチルドレンに向いている仕事は嘘

仕事についての余談ですが「アダルトチルドレンに向いている仕事のリスト」などというブログ記事がありますが騙されないでください。

私は経営コンサルタントの仕事もしているので複数の企業に出入りしていますが同じ仕事であっても会社が違えばオペレーションや社内の雰囲気は全く異なります。

どんな仕事内容かよりもどんな同僚と働くかのほうがアダルトチルドレンの情緒面に大きな影響を与えます。

そもそもカウンセラーがそんなにも多くの仕事内容を深く理解しているのか?という視点を持ちましょう。

確かにカウンセリングルームには色々な職業の人が相談に来ます。そのため様々な業界について知る機会は多いです。

しかしその仕事がアダルトチルドレンに向いているかどうか検証できるほど深く理解するには実際にその会社に行かなければ不可能なのです。

アダルトチルドレンの種類・タイプ

ここまでアダルトチルドレンの苦悩や生きづらさ、人間関係、恋愛、仕事について見てきましたが次に別の視点で解説します。

アダルトチルドレンは子供時代に担った役割によって以下の6種類のタイプに分けられることもあります。

自分の過去の生活環境と照らし合わせてみると自己理解の助けになるかもしれません。

ヒーロー(英雄)

子ども時代から勉強やスポーツのイベントで大きな実績を残すことで家族に自尊心や希望をもたらしてくれるのがヒーローです。

成人後も良い大学から良い会社へと華麗な経歴を歩み経済的な成功を収めることもあります。何らかの専門家として尊敬を集めることもあります。

表面的にはうまくいっているように見えますから家庭に問題があったようには見えません。親も自分がしてきた厳しい躾けに自信を持っていたりします。

しかし本人が抱えるストレスやプレッシャーは相当なものでありどこかで挫折したときに抑うつ状態になったりそれまでの怒りが爆発することがあります。絶望感を抱き引きこもりなってしまうこともあります。

アダルトチルドレンのカウンセリングに来るクライエントには一流企業勤務や起業家も少なくありません。しかし華々しく活躍しているように見えてもトラウマを抱えている人はいるのです。

プラケーター(慰め役)

父親の暴力や暴言、モラハラによって傷ついた母親の愚痴を聞き慰める役を担っていたというアダルトチルドレンもいます。このようなタイプをプラケーターといいます。

プラケーターは生まれつき他人の感情に敏感なケースもありますが過酷な家庭環境での適応能力を高めるためにその敏感さがさらに強まります。

家族の中で誰かが悲しんでいたり落ち込んでいると無言のメッセージに過敏に気がつき心のケアをします。

大人になってもその特性は変わらず優しくて配慮のできる性格とみられます。

しかし子供時代からこのような役割を強制されたことで自分の感情を抑制する癖がつき怒るべきときに怒れなくなったりします。

心を抑圧し続けることでやがて心身のバランスを崩すこともあります。

イネイブラー(世話役)

父親や母親が常習的に本来の役割を果たさない家庭においてそれを代わりに行うのがイネイブラーです。

親が役割を果たさない原因はアルコール依存のような何らかの嗜癖であったりネグレクトであったりします。

家のことをしない親に代わって家事をしたり兄弟姉妹の面倒を見たりするのです。

また親が病気や障害があることでその介護や面倒をみることに忙殺され疲弊している子供をヤングケアラーと言いますがカウンセリングをしているとイネイブラーと重なる部分も感じられます。

イネイブラーの中には世話をすることで自分の存在価値を感じるようになり成人後も問題を抱えた相手に惹かれてしまう人もいます。

誰かの世話をしているときは自分自身が親の愛情に飢えているということを忘れられるのです。

さらに家事能力や他者の言動から心を理解する能力も高いためダメな相手と付き合い続けても責任感を感じ見捨てずに世話をしてしまうこともあります。

スケープゴート(生け贄)

問題を起こしたり非行に走るのがスケープゴートです。

なぜこのようなことをするかというと親の注目を自分に集めるためです。

注目を集めたい理由は愛情を感じたいということの他に問題を逸らすことがあります。

両親の間に大きな問題が生じているときに自分が別の問題を起こすことで家庭間に問題はないのだという錯覚を起こさせるのです。

スケープゴートが大人になった後に恋愛をするとわざと嫌われる行為をして愛情を試そうとすることもあります。

また愛されなかったことへの憎しみから反社会的な行動がエスカレートしていくこともあります。

クラウン・ピエロ(道化役)

わざと馬鹿なことをしておどけて見せて殺伐とした家族を笑わせようとするのがクラウンです。ピエロと呼ばれることもあります。

家族内の対立や親の機嫌の悪さを感じたときに自分が面白いことを言って雰囲気をよくしようと子供なりに気をつかうのです。

そして小さな自分にできる唯一の解決策が恥を捨て道化役になることだったのです。

物事を深く考えずにいつもニコニコしているだけのように見えますが常に周囲の顔色を伺っているのです。

成長した後も学校や職場でムードメーカーのように振舞い明るい人と思われがちですがそれは無理してそうしているだけで内面には空虚さを抱えています。

自分は明るい人間なんだと思い込もうとしている場合もあります。それが過酷な家庭環境で心を安全に保つテクニックだったのです。

しかしこのように自分の感情にまで嘘をつき続けると感情そのものを失ってしまうこともあります。悲しいのに感情を解放できずに涙が出ないという人もいます。

ロストワン(失われた子供)

攻撃され傷つくことを避けるために家庭内で自分の存在を消し続けるのがロストワン(ロストチャイルド)です。

両親の喧嘩がはじまったときにも巻き込まれないよう音も立てずにすっと自分の部屋に閉じこもったり外に出たりという行動を取ります。

家庭内で問題が起こったときだけでなく普段から目立たないように過ごすロストワンもいます。

親の注意が向くことで怒鳴られたり殴られたりすることを予防するためです。

また両親同士が共依存の関係になっている家庭では子供が目立つことに罪悪感を覚えてしまい存在を主張できないこともあります。

※ここまで紹介した6つのタイプが一人のアダルトチルドレンの中に複数存在することもあります。

アダルトチルドレンの原因:機能不全家族

アダルトチルドレンになる原因は機能不全家族で育ったことにあります。

機能不全家族とは親をはじめとした養育者が本来の役割を果たしていない家族のことです。

機能不全家族とは

機能不全家族の親は具体的に以下のような特徴を持っています。

  • 親が子育てに関心がなく無責任
  • 不適切な養育(身体的・心理的・性的虐待・ネグレクト)
  • 面前DV(夫婦喧嘩、暴力、モラハラ)
  • 子供の前で性行為を見せる
  • 過干渉でレールを敷く
  • アルコール依存症・ギャンブル依存症など嗜癖障害を抱えている
  • 兄弟姉妹で差別的な扱いをする
  • 宗教やスピリチュアルにのめり込んでいる
  • 子供から金銭を搾取する
  • 反抗期でさえ従順に振舞うことを求める

正式な臨床心理学や精神医学の用語ではありませんが上記のような不適切な特徴を持つ親を「毒になる親(毒親)」と呼ぶこともあります。

健全な自己肯定感を持てない

子どもというのは親から無条件の愛情を受け尊重されるものです。しかし上記のような機能不全家族ではそれが不可能となります。

すると「自分は愛され大切にされるべき存在ではない、価値がない」という悲観的な信念が植え付けられてしまいます。

それによって健全な自己肯定感を持つことができずに自己否定感や無力感を抱えてしまうのです。

これが機能不全家族がアダルトチルドレンへとつながる経緯です。

世代間の連鎖:親から子・孫へ

アダルトチルドレンのカウンセリングをしている中で詳しく話を聞くと相談に来ている人の親もアダルトチルドレンの特徴によく当てはまることがあります。

アダルトチルドレンは世代間で連鎖するのです。これは遺伝的にという意味ではありません。

親から愛されずに育ったことで自分の子供をどう愛すれば良いのか分からなくなってしまうことが原因です。

実際に育児ノイローゼのような状態になっていると相談にくる人もいます。自分の代で血脈を断ち切りたいので絶対に結婚しないし子供は産まないという人もいます。

しかしアダルトチルドレンの連鎖は本人が克服したいと思ったときから断ち切れるのです。

発達障害との違い

アダルトチルドレンを発達障害の一つと勘違いしている人もいますがこの二つは異なります。

自閉症スペクトラムなどの発達障害は生まれつきの先天的な脳の障害です。成育歴との因果関係はありません。

それに対してアダルトチルドレンは幼少期からの育った環境によってその状態になる後天的なものです。

発達障害であることで親から酷い扱いを受けてアダルトチルドレンになるということはあり得ます。

アダルトチルドレンの診断と治療の注意

アダルトチルドレンについて勘違いされがちな「診断」と「治療」という言葉について簡単に説明しておきます。

病気ではないので診断できない

ネット上にはアダルトチルドレンの診断チェックリストなどが掲載されていることもあります。

しかしそれらは精神疾患の診断マニュアルのような厳格なエビデンス(科学的根拠)に基づいて作成されたものではありません。

カウンセラーやブロガーが自分の経験や本の知識から何となく作ったものです。客観的な検証は行われていないので信頼性は担保されていません。

アダルトチルドレンは医学用語ではありませんから精神科や心療内科において病名がつくものでもありません。

アダルトチルドレンはもともとはアルコール依存症の親元で育った人を指す言葉でした。

アルコール依存症者の支援をしていたソーシャルワーカーたちが本人だけではなくその子供の心にも悪影響が出ていることに気づきケアするようになったという歴史があります。

そして1983年にジャネット・G. ウォイティッツが執筆した『アダルト・チルドレン・オブ・アルコホリックス』という本によって多くの人が自分もそうであると気づいたといわれています。

現在はアルコール依存症者のいる家庭に限らず何らかの問題のある家庭(機能不全家族)で育ったことで生きづらさを抱えた人の総称としてアダルトチルドレンという言葉は使用されています。

なので明確な診断基準は存在せず育った家庭環境によって生きづらさを感じているのならそれはアダルトチルドレンであると広義的に捉えられています。

治療するものでもない

アダルトチルドレンは病気ではありませんから「治療」するものでもありません。

治療法として薬物療法があると説明しているサイトもありますが…。

アダルトチルドレンの否定的な物事の捉え方が何らかの精神障害につながりその回復のために薬物療法が用いられることはあります。

しかしアダルトチルドレンから脱するために薬物治療を用いるということはありません。それは根本的な解決ではないのです。

カウンセラーが診断や治療をしたら違法行為

アダルトチルドレンのカウンセリングに限った話ではありませんが「診断」や「治療」をするというカウンセラーは避けたほうが良いです。

なぜなら日本で「診断」や「治療」を行えるのは「医師」だけだからです。それ以外の人が行ったら医師法違反です。

そのためカウンセラーはこれらの言葉を安易に使用しないようカウンセリング中の会話だけではなく、ウェブサイトに書く文言についても細心の注意を払います。

逆にこれらの言葉を躊躇なく使えるカウンセラーは倫理観に問題がある可能性が高いです。

またアダルトチルドレンの中には幼少期のショッキングな体験がフラッシュバックしいたり地獄のような悪夢として再現され、それが身体的な症状にも出るという人もいます。

このような状態になっている人はカウンセリングルームよりも先にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を扱っている病院に行くべきだと思います。

アダルトチルドレンの改善・克服方法

アダルトチルドレンの改善や克服にはいくつかの方法があります。

カウンセリングの手法としては悲しみから立ち直るためのグリーフワークや相談者の自助作用や成長を促す来談者中心療法、思考の癖を修正する認知行動療法などがあります。

また心の中にいる内なる子供(インナーチャイルド)を癒したり、内なる親(インアーペアレント)の悪影響を排除することを意識して改善する人もいます。

アダルトチルドレン同士が体験談を話し合いお互いに支え合う自助グループなどもあります。

アダルトチルドレンは専門的なカウンセリングを受けなくとも自分の考え方に気づいたり、他者の思考の影響を受けることで克服できることもあります。

自分に合った方法を選択することが大切です。

カウンセラーとの相性

カウンセリングを受ける場合にはカウンセラーとの相性も重要です。

自分の気持ちを正直に話せるカウンセラーでなければ効果は期待できません。

初回から人格を否定されたり居心地の悪さを感じるならそのカウンセラーにどれだけ会っても良い方向への変化は期待できません。

それどころか劣等感や空虚感が強まってしまい悪化するだけです。

また単に共感するだけのカウンセラーもおすすめしません。

共感的な対話により一時的に心が軽くなることはあるでしょうが中長期的に見たら何の意味もないことを反復しているだけでしかありません。

アダルトチルドレンのカウンセリング

当カウンセリングルームでは相談にいらっしゃった方がアダルトチルドレンを克服しより良い人生を送るための支援を行っています。

アダルトチルドレンが生きづらさを抱え人間関係や恋愛、仕事にうまく適応できない原因の一つは自分自身に対する誤った信念を持っているからです。

その信念が思考の癖を形作り何かが起こったり起こりそうになったときに瞬時に恐怖や不安が発生してしまうのです。認知が歪んでいる状態ともいえます。

注意が散漫になったり癇癪を起しそうになることもあるでしょう。自己憐憫や自責の念に駆られることもあるかもしれません。

このようなマイナスのサイクルと偏りを修正するために個々に合ったアプローチでカウンセリングを提供いたします。

また恋人が回避依存症や恋愛依存症でどう接して良いか分からないという方からの相談も受け付けております。