仕事の悩み相談・カウンセリング
仕事のストレスや職場の人間関係に悩む方のためのカウンセリングを行っております。
仕事に関する次のような悩み相談を行っております。
- 職場の人間関係の悩み
- いつも怒られてばかりで怖い
- 仕事が覚えられない・ミスが多い
- 将来のキャリアプランが不安
- 忙しすぎる・残業が多い
- 朝起きられない
- 結婚・出産と仕事のバランス
- ストレスばかり溜まる
最も多い仕事の悩みは人間関係についてのこと
仕事の悩みで最も多いのは職場の人間関係に関することです。
上司や先輩、同期と上手く行かないという相談は多いです。
人間は5人から10人集まったら必ず1人は人格的におかしい人がいます。
理不尽な人、批判的な人、ヒステリーな人、陰湿な人…
こういう人たちが必ず存在します。これは一流企業だろうと三流企業だろうと同じです。
なので仕事上の悩みは大なり小なりみんなが抱えているものなのです。
仕事の悩みを一切抱えていないという人がいたらかなり恵まれているか、何も考えていないかのどちらかです。
もしくはその人が誰かにとっての悩みの種になっているのです。
同僚や上司のせいで抱える悩みを解決する
仕事上の悩みの解決策としては部署移動や転職など様々な方法があります。
しかしここではそういった物理的な解決方法ではなく心理カウンセリングとしての対応法を説明します。
相手への見方を変える
人間関係の悩みには必ず原因となる相手がいます。
悩みを解決する一つの方法として相手に対する見方を変えるという方法があります。
相手がなぜ変な言動をとるのかという心理的な原因を知れば見方が変わります。
例えば部下を怒鳴る人というのはどういう心理や不安を抱えているのでしょうか?
このタイプは子供の頃に父親か母親が暴力的で家庭環境があまりよくなかった傾向があります。
怒鳴る人は虐待されていた
親の態度をそのまま真似しているほかにもう一つ理由があります。
人間は恐怖を克服するために自分も恐怖の対象と同じになろうとする心理があります。
外国の話ですが子供の頃に親に湯船に頭から突っ込まれて虐待されていた人が同じように人を殺害したという事件があります。
この犯人は恐れていた親と同じ行動を取ることによって恐怖を克服しようとしたのです。
怒鳴りまくる人というのも子供の頃に親から同じことをされていてその恐怖を克服しようとしているのです。
もちろん怒鳴るという行為にも様々な種類がありますから違うケースもあります。
しかし人格的に問題を抱えている人の多くは決して恵まれた成育環境ではなかったといえます。
実力の無さや不安を隠すために怒鳴る上司
また現在は誰でも自由に情報を得ることが出来る上に、仕事内容もホワイトカラーかブルーカラーかに関係なく標準化されています。
上司や先輩という立場にいることのアドバンテージがほとんど無くなっているのです。
そのため自分の実力に不安を抱えている人が多いのです。
自分の実力の無さや不安を隠すために手っ取り早い方法として怒鳴っているのです。
自分を大きく見せるために虚勢を張っているのです。
相手に同情心が芽生える
このように相手を心理分析することによってなぜそのような行動を取るのかが分かります。
すると相手を見る目が変わります。
今まで苦手だなとか怖いなと思っていた相手に同情心が芽生えてきます。
もちろん急にそのような心理になるわけではありません。
理不尽なことで怒られる度に頭の中で「この人はこういう心理状況なんだな」と自然に浮かんできます。
それが繰り返されるうちに見方が変わってくるのです。
同情心が芽生えることの危険性
ただし注意しなければならないことがあります。
同情心が芽生えるということは心のどこかでは見下しているということです。
そういった気持ちが態度としてあらわれてしまうこともあります。
上司が怒鳴っているときに幼稚園児に接するような態度が出てしまう可能性もあるのです。
相手に対する見方を変えるというのはそれくらい効果が強烈ですので気をつけてください。
仕事で悩みやすい人の特徴
仕事のストレスや人間関係の悩みの原因が自分自身にあることもあります。
「同じ職場で働いている同僚はそこまで悩んでいなそうだ」というときは自分が悩みやすい性格なのかもしれません。
悩みやすい思考の癖(認知の歪み)
人間には長く生活してきた中で身につけた思考のクセというものがあります。
思考のクセは認知によって形作られます。認知というのは物事の捉え方です。
例えば遅くまで仕事をしているときに上司から「遅くまでがんばってるね」と言われたとします。
あなたはこの言葉をどう受け止めるでしょうか?
多くの人は上司が労ってくれたと感じるでしょう。実際に上司もそういうつもりで言っていることが多いです。
しかし中には「私の仕事が遅いって言いたいの?嫌味な上司だわ」と感じてしまう人もいるのです。
これは捉え方(認知)が歪んでいるからです。
認知の歪みは修正できる
認知が歪んでいると他人のちょっとした言葉でも否定的に捉えてしまいショックを受けてしまうことがあります。
それほど悪い職場ではないのにストレスを感じたり、悲観的になってしまう人は認知が歪んでいないか冷静に振り返ってみましょう。
認知の歪みは改善することが出来ます。それほど大げさなものではありません。
自分で日記をつけるような感覚でその日の行動を振り返ることで実践できます。
これは仕事のミスを減らすことにも役立ちます。
当カウンセリングルームではこれらの手法を取りれたカウンセリングも可能です。
仕事のストレスは放っておくと適応障害やうつ病の原因になってしまうこともあります。
早めに対処することが大切です。